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穂高岳山荘 電気系統図

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バッテリーについて

山での自然エネルギー利用の際、案外重要視されていないのがバッテリーである。

太陽電池や風車で発電した電気は普通、直流で取り出し、バッテリーに蓄電し、必要に応 じて直流のまま、又はインバーターで交流100Vに変換して電気器具に使用される。

バッテリーは保守・管理の仕方によって寿命が極端に違い、1〜2年でだめになってしま ったり、うまく使えば10数年長持ちしたりする。
山荘では毎日バッテリー液の比重を計り、蓄電状態をチェックし、比重が低すぎる時は、 エンジンによる補充電を行い、過放電の状態がおきないようにしている。
また、バッテリー液の量も毎日目視し、液が減っていれば適正な量に補充する。
バッテリーは容量の20%位の範囲で充・放電をくりかえしているのが、長持ちさせるた めには良いように思える。

バッテリーは高価で重量も非常に重く、一度山荘へ上げたものは使える間は使うという考 えから、ソーラーシステムを3つのグループに分けている。
その重要度から、ソーラー1号で約10年間使用し、その後ソーラー2号へ移動して4〜 5年使用、さらにソーラー3号に移動して使えなくなるまで利用するという方法をとって いる。
ソーラー1号の36台のバッテリーも、一度に全部更新するには費用がかかりすぎるため、 24台のブロックと12台のブロックに分け、更新時期を5年程ずらして入れ替える事に している。


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