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穂高連峰は、日本列島の中央部に連なる飛騨山脈、通称北アルプスと呼ばれる山岳エリアの南部に位置し、主峰奥穂高岳(標高3190m)をはじめとして、涸沢岳(3,110m)、北穂高岳(3,106m)、前穂高岳(3,090m)、西穂高岳(2,909m)などからなる。
前穂高以外は主に岐阜県と長野県の境界に位置し、長野県側は上高地を経て松本へ、岐阜県側は白出沢、また西穂高からロープウェイを経て新穂高温泉へ至る。
難易度の高い縦走路、登攀ルートを数多く抱え、その迫力ある急峻な岩稜、稜線からの大パノラマ、また涸沢カールからのヨーロッパを思わせる壮大な眺めなどが多くの登山者を魅了する。
上高地から仰ぎ見る穂高連峰の日本屈指の景観も全国から訪れる観光客にも広く愛されている。
穂高岳は、剣岳、谷川岳と共に日本三大岩場のひとつに数えられている。また深田久弥の日本百名山のひとつとしても有名である。
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